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虹の橋

2012年09月03日 02:20

母親から電話がかかってきて
叔父の家で飼っていた雑種犬のアツシが亡くなったと言われました。

アツシは叔父が河原で拾ってきた元野良で、
そのため人間に対して非常に警戒心が強く
叔父以外の人間には決して懐かない犬でした。

犬好きの私でさえ、敵対心むき出しにしたアツシを目の前にすると
身の危険を感じて、近寄ることができませんでした。

一時期フィラリアにかかって、治療で完治したそうですが
晩年になっていろいろ病気にかかって
最終的にはおしっこが出なくなってしまい、
お腹がポンポンに張れて、
病院で手術をしても助からなかったそうです。

そんなアツシが死んだのは悲しいことですが、
一度か二度くらいしか会ったことのない犬だし
全く私に懐いてくれなかったので、
死んだと聞かされても、あんまりピンとこないというか、
「へぇ、そうなんだ…」としか感想がなく。。。

だけど、母はあまり馴染みの薄いアツシの死をすぐに報告してきたのに
なぜ、先代犬ハリーの死をひた隠しにしていたのか。

ハリー

若し日のハリー。
ハリーは、リョウくんの前に飼っていた犬で、私が小6の頃から一緒に暮らしていました。
いわば、私の思春期時代を共に過ごしてきた家族の一員でした。
ハリーの散歩は祖父の担当で、祖父は非常に散歩好きだったので
毎日朝晩欠かさず長距離散歩に出ていて、運動量が多すぎたせいか
ガリガリに痩せていました。

しかし、私が大学4年の時、衝撃的な出来事が起こります。
ハリーの散歩に出ていた祖父が、交通事故に遭って亡くなってしまったのです。
飼い主の死に遭遇したハリーは、かなり動揺したらしく、
もともと寡黙な性格でしたが、それ以降すっかり哲学的な犬になりました。

040104_1144~00

晩年のハリー。
祖父がいなくなって、散歩量が減ったので、
前よりもふっくらしています。

それから数年後、私が正月に帰省したら、犬小屋にハリーの姿がありません。

驚いて、母に聞いたら

「・・・死んじゃった」 と一言。

ええっ、いつの間に!! Σ(゚д゚lll)

大変なショックを受けた私は、
ハリーの死について、両親を問い詰めましたが
いつ、どんな風になくなったのかはっきりしません。

そして、ハリーのお墓がどこにあるのかも曖昧です。

その時、私の中にある疑惑が生まれました。

ハリーは、本当に死んだのだろうか、と。

しかし、両親はとにかく死んだの一点ばりで埒が明かないので
その疑惑は胸に秘めたまま、月日は流れました。

ハリーの話は親戚一同の間でタブー視されていましたが
みんなの様子から推察するに、
ハリーはどうやら、突然姿を消したらしい。

よく、猫は自分の死を察知していなくなると言われますが、
世捨て犬的だったハリーも、同様に死期を悟って
ひっそりと家を出たのだと思われます。

そして、ハリーをみすみす逃がしたことを責められないために
親は頑なにハリーは死んだと主張していて、
親戚たちも口裏を合わせているようです。

だから、ハリーはもしかしたら、まだどこかで生きているかも、と数年前まで本気で思っていたりしましたが
さすがに今生きていたら20歳を超えているので、生存率は極めて低いと思います。

それでも、ハリーが自らそう望んだことなら、仕方ないというか
ある意味ハリーらしい最期だったのかもしれない。(享年 推定15歳)

だけど、ひとつ不思議なことがあって

ハリーが死んだと予想される頃に
祖父がハリーを連れて散歩に出ている夢を見たんです。

祖父とハリーが出てくる夢を見たのは、後にも先にも一度だけ。

あれは、きっとハリーが天国で祖父に会ったことを私に教えてくれたんだな~って今でも思っています。
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